設立の思い

これまで沖縄は歴史の大きなうねりの中で実にさまざまな変化にさらされてきました。そしてこれからも、この島にはいろいろなことが起こるでしょう。しかしそのたびに揺らいでいると、交付金が必要になったり、誰かに媚びることになったりと、なかなか自立につながらない状況が今後も起こり続けてしまいます。

この沖縄に今後さまざまな変化が起こったとしても変わらないアイデンティティとは何だろうか?を考えた時、それはやはり沖縄ならではの伝統文化ではないだろうか?という答えに行き着きました。自分たちの地面の根っこに生えている文化が活き活きとしていれば、自分たちで立つことができるからです。

この伝統文化という私たちの大切な資源を力として人々を明るく楽しくし、同時に地元の人々の誇りを取り戻す。なかのまちヤカラーズの活動を通して、そのようなサイクルの実現に取り組みたいと考えています。

また、現在の沖縄では芸能文化を志す人材を育成するための教育機関は存在しますが、卒業後の彼らの受け皿が十分でないといった現実もあります。さらに、構造的な要因で芸能文化の担い手不足という問題も発生しています。

これらの状況を鑑み、なかのまちヤカラーズがひとつの受け皿となることで、高度な芸能文化人材の雇用面においても貢献できる存在になりたいと考えております。

組織構成

なかのまちヤカラーズ 組織図

なかのまちヤカラーズのメンバーは、登録制で在籍システムを用い、あらゆるジャンルのパフォーマンスを展開していきます。

沖縄の芸能実演家達を多く集い、各ジャンルならではの視点やアイディアの最小公倍数点を見い出し融合。どこにもない斬新なパフォーマンススタイルのマルチエンタメ集団として成長させていきます。

舞台制作sectionの各部は常時メンバー募集を行い在籍メンバーを集います。メンバーは個のスキルで判断しレギュラーメンバーと練習生に分けられます。

練習生は補欠部員として公演時にレギュラーメンバーの欠員が出た場合の出演や、裏方制作アシスタントも行います。また何らかの公演等に出演したメンバーにはその都度、出演料が発生します。